部室で盛んに議論された題材──大学漫研、本日の研究テーマは【冴えなかった元カノが俺と別れた後からあか抜けて高嶺の花の美人になっちまった】!
【漫研レビュー】冴えなかった元カノが俺と別れた後からあか抜けて高嶺の花の美人になっちまった|小桜クマネコの主題と演出を読む
ストーリーを研究する
「会いたいんだ今すぐその角から〜……」
FANZA
頭の中に某有名な曲が流れた───。
さらさらな髪と高級ブランド店の入口のような香りを歩いた後に引きずりそしてその美貌、大きいおっぱい。仕事の成績も優秀で、資産運用もしていてお金にも困っていない。付き合う相手をいくらでも選べ、俺たち男は査定され、選ばれる側。一人で完全自立していて生きるために男など必要としていない完全人類。高嶺の花と呼ばれる女子はたまにいるよな。
強いて言えば性欲の発散、自己肯定感のために男を必要とする。
マッチングアプリなどで医者や弁護士、高所得な男たちにオファーをもらうと自分にふさわしいと思える男を見定め、高額なディナーを全額男に支払わせては肉体を交えて男遊びをしている。
会社の同僚、鈴木真希はそういう女だ。
しかもこれ、俺の元カノでもある───!
俺だけが通じるあだ名は「たぬ」。
6年前、付き合っていた大学生の時はこんな女ではなかった。
ツインテの体重80kg超のおデブでいかにもモテないし冴えない、誰からも相手にされていなくて、同様に冴えなかった俺と付き合えていたのだ。
あの頃はデートも一緒にできていたし、重くてでかい肉体の穴に愚息をいくらでも出し入れはできていたが、痩せてとんでもない美人になり、恋人の関係ではなくなった今はそれが叶わなくなってしまった。
あの美人になった元カノ「たぬ」とまた復縁したい───なんならセックスをしたい───!ワンチャンの可能性を求めていたところ、ある事件を境に急にたぬと近づくことになる。
基本26枚
総数243ページ
セリフなしver有
制作 小桜クマネコ
部員の議論
◆部長:序盤の布石が後半を導く。
◆副部長:成長曲線がリアル。
◆1年:再読で理解が深まった!
作画・コマ割りを研究する










部員の議論
◆副部長:余白の使い方が秀逸。
◆部長:繰り返し構図がテーマを補強。
◆1年:沈黙が語ってる!
注意:海賊サイトに気を付けろ!
研究成果の透明性は公式ルートが支える
◆副部長:非公式リンクは作者へのリスペクトを欠く。
◆部長:議論の土台は公式のみで固める。