創作サロン シュガーハウス（3本立てオムニバス/特別番外編つき）のあらすじ

◎表題作『創作サロン シュガーハウス』
「互いの素性を明かしてはなりません」
作家志望の透が扉を開いたその店には、
特別なルールがあった。失踪した姉から
継いだ店の存続に執心する陽菜乃には、
実は本当の目的があって――創作の道を
目指す者たちをめぐる青春ミステリー。

○収録作品『ガールズバー ハニーポット』
（『創作サロン シュガーハウス』番外編）
高額のツケを返済すべく、系列店で働く透。
告げられた「女難の相」が現実になる――。
文学フリマ東京40配布ペーパー掲載作品。

○収録作品『イラストレーター志望の彼女と、小説家を目指す僕。』
僕は大学で変わり者の女・早坂蘭と出会う。
変わり者同士の僕らは何となく仲良くなり、
僕は彼女のことが好きになる。でも僕は――
夢追う二人の青春共作。

○収録作品『雨だれ』
夢を諦め、古書店に勤めながら
無為に日々を過ごしていた舞は
雨の日だけ現れる不思議な女性
客のみどりと出会う。彼女との
会話から舞は過去を思い出し、
失った夢の続きを描き始める。
雨音が紡ぐ再生の物語。

文庫版206P、約7万7，000文字。
文学フリマ東京40刊行作品。

FANZA

議論スレ

◆「叙述の信頼性は意図的に揺らされている」
◆「人物造形は一貫、矛盾は成長過程」
◆「伏線回収率が高く再読性もある」