研究的関心を持つべき作品──落ち着いて一次資料を確認し、前提を揃えてから議論を始めよう。

『片翼の娘-前編-』レビュー｜構造と演出を議論形式で考察

片翼の娘-前編-のあらすじ

■ストーリー

主人公、黒龍は戦争で生き別れた、恋人の璃亜を探して、長い年月を旅していた。
偶然辿り着いた、森に隠れた小さな教会。
そこで璃亜の面影を持つ娘、沙雪と出会う。
人との繋がりや、優しさ・温もりに触れてこなかった沙雪は、いけないと分かっていても次第に黒龍に惹かれていく…。

出会ってはいけなかった二人が織りなす、禁断・純愛ストーリーの前編。

■キャラクター

・黒龍（こくりゅう）
現在は軍を辞め、生き別れた恋人の璃亜（りあ）を探して、白鷹・叶（かのう）と、旅をしている。
大柄な体格で、性格は一見、温厚だが、軍にいた頃は国宝と呼ばれる兵だった。

・沙雪（さゆき）
教会で人知れず暮らしている修行中の金髪の女の子。
修行の身のため、人との関わりを禁止されているが本当は人好きで寂しがり。
黒龍に、なついて友達になる。

■仕様
※ストーリー60ページ/行為シーン31ページ程。青年漫画に近いストーリーが多めの漫画ですが、ショックの強い表現が含まれています。

発行:694区/姫山裕梨

FANZA